まず、今日は昨日のブログ日記を書いていたり何やかやとあわただしく夕方5時くらいになってしまいましたが、そこからが楽しいことになって行きました。「一寸先は闇」と言いますが、逆もまたありで一寸先は如来の光明なんて場合もあるんですねえ。
まず、夕方5時半ごろ今泊まっている宿の直下にあるアオキという日本食レストランに入りました。店に入るとスタッフはアジア人だらけなので一瞬日本語が通じるのではないかと錯覚し、日本語でしゃべり出したのですが、どうも反応がイマイチなので片言英語に切り替えました。それもそのはず、私が話していたのはタイのバンコクの人、まわりの人もアジア人ばかりだけど日本語はほとんど通じません。日本はアジアの孤島に過ぎないことを肝に銘じなければなりません。
まずメニューの白ワインで甘いのを訊いて、あんまり甘いと困るので次に甘いのを訊いてイタリア産の白ワインをグラスで注文しました。用心深いでしょ。その甲斐あって美味しかったよ。
そのあと単品料理(アラカルト)では安いのもあったけど、おそらくごく少量と思われるし、英語で書いてある単品料理を複数注文するのも面倒なので迷っていると、店長っぽい30歳がらみのキュートな女性がいつの間にか来て薦められたこともあり、料理名はちょっと忘れたけど一番オーソドックスなのを高いけど注文しました。
普通の寿司じゃん。ラスベガスのバフェィなどにあるようなものとは違い、ちゃんと日本の寿司の味がして全く遜色ありませんでした。味噌汁も普通に美味しかったよ。
まだ時間が早く店内の客は私一人だったこともあり、適当に片言英語でみんなに話しかけたりしていましたが、先のキュートな女性はマレーシア人とのことで、私がチェスでマレーシアに行ったことがあることやゲンティン・ハイランドのカジノのことやセランゴール・ピューターなどの話をしました。その中でチェスの話をしたとき"Did you win?"と訊かれたのですが聞き取れず、3回目に"Speak slowly"と言ってゆっくりしゃべってもらってやっとわかりました。そう言えば、昨日もランドリーで"When close?"と訊いたとき"disclose"が聞き取れなくてやはり3回くらい訊きなおしました。事ほど左様にけっこう簡単な言葉が聞き取れていないために理解が困難になっている節があります。ヒヤリングは慣れるしかなさそうです。
店内の写真も許可を得て撮りましたが、ワインを飲んでいるうちに少し酔ったのかくだんのキュートな女性に"May I take your picture?"と言ったのですが、彼女は店でそんなこと言われたことがないのか今日の食事の請求書を持ってきたのでもう一度同じことを言ったら"Oh,no"と言ったのでアハハと笑って諦めました。そばに居た今までしゃべらなかった男の店員がニヤニヤしながら、よく聞き取れなかったけど「彼女と写真が撮りたいのか」みたいなことを言ったけど、しつこく思われるのも嫌なので苦し紛れに「You boyfriend?」と品のない冗談を言ったら"No"と言って笑っていました。うーん、もう少し英語がしゃべれればもっと楽しいだろうなあ。
さてと、この店を出た後は夕方ネットで調べておいたジャズの老舗バードランドへと向かいました。近いので徒歩で行けます。途中タイムズ・スクエア界隈の風景を写真に撮りましたので挙げておきます。曇り空で夕方のため暗い写真ですみません。
(そう言えばこの前、女の人を乗せた馬車が今泊まっているホテルの前の道を通ったなあ。写真撮り損ねたけど。あ、今もパカパカ馬の足音が聞こえてきたぞ。)
あと、バードランドの近くの8th street 沿いに名前の響きのいいミルフォード・プラザという大きな古いホテルがあったので何となく写真を撮った。
バードランド
バードランドのホームページはこちら↓
http://www.birdlandjazz.com/
私の他のブログに以前こんな記事を書いたことも↓
http://crazypoker.seesaa.net/article/31965483.html
店内は、とても上品で格調高い感じです。
HEATH BROTHERS QUARTET
Jimmy Heath (saxes) Albert 'Tootie' Heath (drums)
Jeb Patton (piano) David Wong (bass)
これぞ私が聴きたかったジャズです。何を取っても文句なしです。こんないい演奏に巡り合えて本当に幸福感を感じながら聴いていました。
演奏が終わってから、ジミー・ヒースさんに写真を撮らせていただきました。この方何歳なんだろう?
勢い余って帰りにバードランド・グッズを買い込んでしまいました。グッズを買うときに若い日本人女性のキヨさんを呼んでくれたので助かりました。キヨさんは由紀さおりさんのような端正なお顔立ちの方でした。いつからここで働いているのか訊いたところ何と1ヶ月前からとのことでした。ボストン・ニューヨークと移り住んで英語も達者になられたようですが、やはり最初は大変だったとのことでした。
メッセージカードが置いてあったので、下のようなメッセージを残してきました。ブログに載せるため2枚貰って同じ事を書いて、1枚出してもう1枚は持って帰りましたので、それを裏表写真に撮り載せます。
call よりも invite のほうが良かったんだろうなあ。ま、通じるでしょ。
相変わらずデジカメの調子が悪い。シャッター・チャンスを逃すし、何度も撮り直す場面が多い。少なくとも何とか壊れずにいてほしい。